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ファン化世界観レター005「美瑛のお母さん」

  • 執筆者の写真: 三上吉昭
    三上吉昭
  • 2018年7月26日
  • 読了時間: 3分

「こんなお店や会社だったらファンになっちゃう!」という世界観をお伝えするお手紙シリーズ。

今から十数年前のこと。

家族で北海道旅行に行こうと、美瑛のペンションを予約することにしました。

あそこに行こう、ここが楽しそうといろいろ計画を立てつつ、まだまだ余裕があると予約は後回しに。


3ヶ月前になり、そろそろ予約しようと泊まりたいペンションに電話をしました。

「もしもし○月○日は空いてますか?」

「その日はもう満室です」との答え。


そっかぁ、人気ありそうだからなと思いながら、第2候補のペンションに電話をしました。

「その日はもう満室です」と、同じ答え。


ちょっとヤバいなと思いながら、第3候補のペンションに電話すると、案の定やはり満室です。こうなるとヤバい感情が心の中をグルグル回ります。


「もし取れなかったらどうしよう・・・旅行中止になっちゃう」


半分パニックになりながら、第4候補のペンションに電話しました。

しかし残念ながら満室・・・


電話口で落胆のため息をついていたと思うんです(記憶には無いですが・・・)。

すると電話口のお母さんが、「他には電話したの?」と聞いてきたので、事情を説明しました。

お母さん「うちのそうだけど、この辺りは半年前に埋まっちゃうことが多いからねぇ」

自分「そうなんですねぇ。。。」

凹んだ声で返事をしたその時、

お母さん「そういえば、最近出来たペンションがあるけど、そこならまだ空いてるかもね。

電話番号調べるから、ちょっと待ってて」と、受話器を置いて調べてくれました。


私はもう神にもすがる思いで待っていました。

数分後、受話器に戻ったお母さんは、

「○○と△△の2つ教えるから、電話して聞いてみて」と電話番号を教えてくれました。

私はもう本当にありがたくて涙が出そうになるのを堪えて、お母さんに何度もお礼を言って電話を切りました。


自分のペンションの売上には関係ないにも関わらず、きっと20分以上時間を割いてくれたでしょう。

泊まることはできなかったペンションでしたが、今でも感謝しているペンションです。




その後ペンションは取れたのか・・・

お母さんが教えてくれた、オープンしてまだ日の浅い素敵なペンションに泊まることができました。

予約の電話の際、「どうやってウチを調べたんですか?」とオーナーに聞かれたので、「●●ペンションのお母さんに教えて頂いたんです」と答えました。

するとオーナーさんは、「●●さんには、いつも親切にしてもらってるんですよ」と。


やっぱり素敵なお母さんでした。


あれから十数年、なかなか美瑛に行く機会がないですが、行った時は必ずその2件のペンションに泊まるぞ!と心の中で誓っています。



今日のファン化世界観はいかがでしたか?^^

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